毛髪の構造

頭皮

髪の毛は、頭皮の外に出ている部分を毛幹、頭皮の内側にある部分を毛根といいます。毛根の脂腺開口部上方に、エクリン腺開口部があり、ここで頭皮や髪の表面に潤いを与え保護する皮脂が分泌されます。毛根全体を包み込んで髪の毛を頭皮にしっかりと支えているのが毛包です。

毛包の数は胎児の段階で決まり、成長してから突然増えることはありません。普段は、活動期にある約90%の毛包から発毛しています。残りの10%は退行期と休止期で、次の発毛に備えて休んでいます。

毛根のもっとも奥の部分、太く丸くなっているのが毛球で、ここがいわば、髪の製造工場です。毛球の中心にある毛乳頭の周りでは毛母が毛母細胞を作り出し、活発な細胞分裂を繰り返して毛根を形成し、毛髪を生み出します。毛乳頭は、神経繊維や毛細血管とつながっていて、髪の原料となる栄養を運ぶ中継地点です。毛細血管から運ばれる栄養を受け取って、毛母細胞へと送ります。

髪は本来、爪や歯と同様に角質化した細胞の集まりですが、その中で毛母細胞は唯一の生きた細胞で、髪の健康のカギを握っています。

毛髪を生み出す部分は毛根です。しっかり働く毛根から新たに生まれてくる髪は、健康な状態でいられます。頭皮のダメージは毛根の痛みに直結してしまうので、頭皮の状態に気を配ることは大切です。 頭皮の外に出ている毛幹(右の写真でいえば木の部分)と、頭皮(土)の内側の毛根(根)に大きくわけられます。毛根の奥に毛乳頭があり、毛細血管から運ばれた栄養や酸素を使って、毛母で毛母細胞が作られ、毛細分裂を繰り返して髪を作り出しています。

髪というのは本来、角質化した細胞の集まりですが、その中で毛母細胞が唯一の生きた細胞になり、髪の健康のカギを握っています。

  1. 「木」=「毛髪(毛幹)」
    フサフサと茂のは、しっかりした土台(頭皮毛根)があればこそ。ただし、毛根の本数は生まれた時のまま変化しないので、本数自体が増えるわけではないが、土台がしっかりしていれば幹は太くなっていく。
  2. 「土」=「頭皮」
    水分が足らなくて、カラカラに乾いた土や、栄養分の少ない土では髪は育ちません。
  3. 「根」=「毛根」
    頭皮の中にある毛根は、血液によって運ばれてきた栄養やホルモンなどを受け取り、毛髪を生み出します。根を植えることが植物の生育に欠かせないように、毛髪にとっては最も大切な部分です。